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第64回日本聴覚医学会総会・学術講演会

開催概要

名称 第64回日本聴覚医学会総会・学術講演会
The 64th Congress of Japan Audiological Society
会期 2019年11月6日(水曜日)~8日(金曜日)
会場 大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島5丁目3-51
会長 土井 勝美(近畿大学医学部耳鼻咽喉科学講座 教授)
主題 1. 感音難聴への挑戦─人工聴覚器から再生医療まで
2. 聴覚の分子機構─有毛細胞から聴覚中枢まで

主題1. 感音難聴への挑戦 - 人工聴覚器から再生医療まで

 ScienceおよびTechnologyの進歩は日進月歩、いつの時代も新たに開発された最先端の医療・科学技術が臨床の現場へ新規治療法として導入されてきた。それらの最新治療の有効性と安全性について、科学的・論理的に丁寧に検証を行う作業もあわせて継続されてきた。感音難聴と耳鳴りを主要な研究テーマの一つとする聴覚医学の領域においても、過去から現在まで、それぞれの時代において常に新たなる挑戦が続けられてきた。本主題では、人工聴覚器、遺伝子治療や再生医療など感音難聴に対する新たなる挑戦について科学的な検証を加え、「聴覚医学と基礎医学の融合、未来医療の展開」について議論する良い機会としたい。

主題2. 聴覚の分子機構 – 有毛細胞から聴覚中枢まで

 1990年代に入り分子生物学的研究手法が導入され、聴覚医学研究においても大きなbreakthroughがもたらされた。有毛細胞から蝸牛神経、蝸牛神経核から下丘、1次聴覚野からさらに上位の聴覚中枢まで、膨大な量の新しい知見が加えられ、同時に、電気生理学的研究手法、形態学的研究手法にもそれぞれ大きな進化があった。これらの研究成果を系統的・総合的に昇華させる形で、有毛細胞から聴覚中枢に至る聴覚分子機構の解明が進み、さらに、その成果は臨床の現場にフィードバックされ、新たな聴覚機能検査や画像検査の発展につながった。本主題では、有毛細胞から聴覚中枢まで、聴覚の分子機構に関する新たな知見を検証し、「聴覚医学と基礎医学の融合、未来医療の展開」について議論する良い機会としたい。

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